医療保険の保障をいくらにしたらよいのか。
どうやって決めていますか?
なんとなく、日額1万円は欲しいなあとか
掛金を抑えたいから日額5千円で・・・
など、まず商品ありきでチョイスしていませんか?

保険は、商品選びからはいってしまうと、失敗します。
まずは、設計ありきです。

家族構成もライフスタイルも貯蓄額も働き方も
ひとりひとり違うわけですから、
他人を参考にはできません。

医療保険を設計するには、もし入院したら
・収入はいくら減るのか
・持ち出し金額がいくらになるのか
を、シミュレーションしてみましょう。

①[入院中に確保できる収入]
もしあなたが入院したときに、収入はどうなりますか?
 3ヶ月までなら、基本給は満額支給される
 給料は支払われないが、健康保険から傷病手当金が6割もらえる
 フリーターなので、ゼロになる

②[入院に関する費用]
●医療費
医療機関の窓口へ支払うお金です。
自己負担の上限額となります。
高額療養費があります。
上位所得者でも低所得者でもない一般の場合
80,100円+(医療費-267,000円)×1%

※健康保険組合の方は、健保独自の制度があります。
建設国保などの場合も独自に還付される制度があります。

●入院中の食費
入院中の食費は1日780円です。
30日分として23,400円です。

●差額ベッド代
患者本人が特別療養環境室を希望する場合に発生します。
以下の場合には、あてはまりません。
1)同意書による同意の確認を行っていない
2)治療上の必要で特別療養環境室に入室した
3)病棟管理の必要から、患者の選択によらずに特別療養環境室に入った

●雑費
・入院中に使う寝巻き代
・テレビ、雑誌代
・入退院時の交通費
・付き添いの家族の交通費
・付き添いのための家政婦サービス利用料
・小さなお子さんがいる方はベビーシッター代など。
・主婦が入院したとき、家事代行料など。

③[入院中でもかかる生活費]
・家賃もしくは住宅ローン
・家族の生活費
・光熱費
・車の維持費やローン
・保険料など

①-②-③の金額がマイナスの時は、持ち出し金額が発生します。
ここの部分を補填できるように医療保険を設計するのが基本です。

もちろん貯蓄でカバーできるという方は、
医療保険を検討しなくてもよいわけです。

もし持ち出し金額以上に保険が給付されて儲かってしまう場合は、
その分、月々の保険料を多めに支払っていることになりますので
保険料に無駄がないか見直すことが必要です。