療養生活が長く、がんによって就労が困難な人も、障害の認定を受けることができます

問題は、あまりにも知られていないこと、です。

・サラリーマンは社会保険事務所で申請
・国民年金加入者は市区町村役場の窓口で申請するのですが

窓口の人もがん患者が障害年金の対象になることを知らないことが多いのです。


患者、医療機関、行政機関の誰も知らない。。。
もったいないです。
苦しんでる人がたくさんいます。

医療費の負担が増えているのに、ガンのため働けず収入は減っている。
離婚して生活保護をうけるという道を選ぶ人もいるのが現実です。

◆障害年金の認定例◆
・直腸がんで人工肛門になった
・咽頭がんで声帯を失った
・乳がんで乳房温存手術を受けたあと転移して就労が困難
・肺がんの脳転移により呼吸機能の低下と軽い手足の麻痺
・胃がんによる胃全摘手術を受け、術後、仕事に支障をきたす
・肝臓がんのため日常生活が困難
・乳がんから脳に転移。頭痛、めまい、けいれんで衰弱

◆障害年金をもらう要件◆
・障害の原因となった傷病の初診日が、年金の被保険者期間中であること。
あるいは加入者であった人で65歳未満の日本在住者
・障害認定日はがんの初診日から1年6カ月。
障害の程度が一定基準の状態であること
・初診日の前日までに、年金に加入して3分の2以上の期間の保険料が納付されていること

◆障害基礎年金は等級に応じて定額支給◆
・1級 年額99万100円
・2級 年額79万2100円
(扶養する子ども1人につき年間23万弱が加算される)
2級障害以上で支給される

◆障害厚生年金◆
・サラリーマンのときに初診日があれば、障害厚生年金が上乗せになる
・障害厚生年金はこれまでの給料や加入期間によって計算
・加入月数が25年未満のときは25年加入したものとみなして年金額を計算してくれる
3級障害でも年金が支給される
■1級障害 : 年収の10~11%×1.25+23万弱
■2級障害 : 年収の10~11%+23万弱
■3級障害 : 年収の10~11%(最低保障額589,900円)
※23万弱とあるのは、制度の見直しによって金額が上下するため

◆がんによる障害の区分◆
(1)がんそのものによって生じる局所の障害
(2)がんそのものによる全身の衰弱または機能の障害
(3)がんに対する治療の結果として起こる全身の衰弱または機能の障害
障害等級1級は「他人の助けがないと生活できない状態」
障害等級2級は「日常生活がかなり制限を受ける状態」

民間の生命保険で備えるのも大事ですが、
公的保険ももれなく納めておきましょうね。